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うぇるかむねこまねき

水中キャンディ

LTH7,8買った。

World Wide Dance!!!は転調が面白い。あとベース良い。真にこういう曲はありそうで無かったな。方向性はHHBが近いか。

アニマル☆ステイション!のみんな集まってーでスマイル体操が始まりそう。

全体的に良かったんだけど、その中でもこのみさんの水中キャンディがすごく良かった。


【アイドルマスター ミリオンライブ!】「WORLD WIDE DANCE!!!」「水中キャンディ」試聴動画 ...

聴いてて気持ちいい。そして何より歌詞が良い。このみさんそのままだな。以下、考察というか自己解釈。


試聴の部分の歌詞は憧れ。

最初の歌詞は、いつだったか触れたアイドルに対する憧れだろう。

そして、アイドルになることが夢になり、叶わないことを知っていてもいつかその夢の叶う場所に行きたい、と。

「ココロはマーメイドのように」は、叶わない夢を黙らせたってことだろう。夢をかなえる場所じゃなくでも生きていける。でも自由のチケットを使うチャンスを待っている。使いたいと思っている。


次が、決意。

諦めようとしても、憧れは募るだけで消えることがなかった。だから、勇気を握り締め自由のチケットを使う事を選んだ。

そして、行きたい場所が受け身な「夢が叶う場所」から、夢を明確にしもっと進んだ「声が届く場所」になった。殻を破った生まれ変わる自分を見たくて、上手くいかないかもしれないけど夢を叶えることを決意した。

実現の決意に変わったから憧れていた頃を指して「ココロはマーメイドだった」と過去形になるんだろう。

ごまかした昨日まで さようなら
やると決めたの 最後のチャンスね
歩き出すんだ 自分の軌跡になるから

に決別と決意を感じる。


そして最後が、覚悟。

夢をごまかして憧れていただけの状態でも生きて行けたけど、満たされなかった。だから前述の歌詞に続き、

止まれない…
振り返らない…

と、覚悟を決めたのだろう。後奏が短くて「振り返らない…」ですぐ終わるのも良い。潔さと清々しさがある。


こういった思いを持ってると思うと、このみさん格好いいな。

「ココロはマーメイドのように」→「ココロはマーメイドだった」の変化がすごく良い。歌詞からも歌い方からも、決意したときに昨日までの憧れていただけの頃を回想しているイメージが湧く。回想から現在の覚悟に繋がるところに惹かれる。

「最後のチャンス」とか「自分の軌跡」とか、他もかなり想像をかき立てられる。アニメやマンガの1話分に触れた様な感覚だ。

本当に良い曲だ。