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うぇるかむねこまねき

PonoPlayer用のバランスケーブル作成

W60をバランスケーブルにしたいが、AK用のはたくさんあってもponoのミニプラグx2のは全然ない。

海外通販ならあるが、2万円超えるので嫌。

しかたないのでバランスケーブル自作した。

作成

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材料

パーツ 品番 単価 個数
ケーブル ジュンフロン皮膜銀メッキ撚線1m
(透明/黒/緑/青)
280円 4本
3.5mm3極ミニプラグ BSJ-STMP-35CSB4(黒)/35CSV4(銀) 230円 2個
MMCXプラグ NOBUNAGA Labs MMCXコネクタキット 1310円 1個
熱収縮チューブ 接着剤付き20cm 240円 1本

約3000円。だいたいeイヤホンで購入。

外装付きなのもあるが、MMCX端子が高い。端子そのままに収縮チューブ付けるだけは、外すのが大変そうだしケーブルに負荷かかりそうなので、これはしかたない。ケーブルの長さ調整パーツも欲しかったし。作る前に試しにW60に付けてみようとしたが嵌まらなかった。プラグの根元のリングをペンチで締めたら付けられるようになった。無駄になるかと思った。

ケーブルは安いしE4Cのときに使ったHPC-26Tでも良かったけど、太くて買ったMMCXのハウジングに入らないので適当な奴買った。今ググったらHPC-26T販売終了してたし。1mは短く感じたがこれで売ってるんだし大丈夫だろうと。結果的に少し短かった。

外装用チューブは前回使ったのが余ってたので流用。

ケーブルを編む

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プラグ付ける部分の分岐と左右に分ける分岐の間を適当に四つ編み。初めて四つ編みは初めてだったが、構造が分かれば手が覚える。

分岐する部分はマスキングテープで留めたが剥がすのが結構面倒だった。クリップや洗濯ばさみにすればよかった。ティッシュ挟めばたいしてケーブルに影響ないし。

ケーブルはR+/-を(緑/透明)、L+/-を(青/黒)にした。

このあたりで四つ編み部分を外装用チューブで、分岐部分を熱収縮チューブで処理。

MMCXプラグの処理

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MMCXプラグにケーブルを半田付け。特に難しい事も無い。中央が+、両端がGND(-)。-を外側に付けると出っ張ってハウジングに干渉するので、ケーブルを内側にして半田付け。片面に両方のケーブルを付けると短絡しそうなので、片面に一本ずつ。

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ハウジングをつけてMMCXプラグ側は完成。

このMMCXキットはハウジングで中央のピン(白い円柱)を固定しているっぽい。ハンダ付けした後に中央のケーブル引っ張ったら抜けた。なので、ホットボンドを中途半端に充填しようとすると固定できずに接続不良起こす。短絡防止のホットボンドは、固定面の無い片面からだけにしたほうが良さそうだ。ハウジングはカチッとはめ込むものじゃないので、接着剤必須。

3.5mmミニプラグの処理

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3.5mmミニプラグ側をハンダ付け。ティッシュが焦げた。

アサインは、プラグの先端が+、中央が-、根本は接続なし。

完成

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プレイヤとイヤホンに接続して、音が出ることを確認。

試聴

何曲か試しに聞いてみたが、明瞭になって定位が良くなった感じ。クロストークの低減が効いてるんだろう。PonoPlayerはバランス接続で真価発揮すると良く言われてるがその通りだな。

まぁどこまでがプラシーボか分からないし、1人でブラインドテスト無理だし、聞き比べしてたら端子が先に壊れそう。代わりにアンバランスとバランスでクロストークがどのくらいあるのか試した。

それにしてもケーブルが扱いにくい。PonoPlayerの操作でボタンを押すと、そのクリック音がケーブルを通して聞こえてくる。糸電話か。

実験

右chをミュートして左chだけ流れるように編集した曲を作った。極端な条件だが、どのくらい漏れてるのか参考程度にはなるだろう。これをアンバランス接続とバランス接続でちゃんとミュートになってるか試す。あと左chと右chを別の曲にしたのでも試す。こっちの方が実際の曲に即してるか。

アンバランス

右ミュート

イヤホンを両耳に付けると、当然左から聞こえる。左を外して右だけ付けた状態にしたが、普通に聞こえる。クロストークってこんな大きいのか。感覚的には、有音側が開放型ヘッドホンを普通に付けてる状態の音量だとしたら、無音側は開放型ヘッドホンを机の上に置いたときぐらいの音量が聞こえる。

普通の曲で片側が無音はそうそうないが、静かになって片側から段々盛り上がっていくようなのだと似た影響が出ていそう。

左右別曲

片耳だけで聞くとたまに逆側の曲が聞こえる。左右が別曲だから混ざってるのが分かりやすい。普段は気付きにくいだけでこのぐらいは混ざってるのか。両耳付けると気にならない。正しい側の音量の方が大きいから当然。逆側からも少し聞こえるわけだし、定位が少し内側に寄るんだろうか。

外音も聞きたいときにイヤホンを片耳だけ付けて聞く事がある。そのときに声が片側だけに振られてる場面で、外してる方に振られてる声が少し聞こえるのはこれだったか。音源がもともとそういう風になってるのかと思った。後で確かめよう。

バランス

右ミュート

イヤホンを両耳に付けると、左側から聞こえる。左を外して右のみに付けた状態にしたところ、全く音が聞こえない。少なくとも自分の認識出来る最小未満の音量にはなっている。

左右別曲

片耳だけで聞いても逆側は聞こえない。アンバランス接続の時に気になったところを聞いても、混ざっている様子はない。両耳付けるとアンバランス接続より左右の曲の違いが分かりやすい。

感想

アンバランス接続のクロストークは思ったより大きかった。

今回極端な条件で試して、音が混ざることはよく分かった。普段は正しい側の音量の方が大きいから、逆側から少し聞こえてもちゃんと正しい方から聞こえる。スピーカも左からなっても結局右耳にも聞こえるし、ある意味では自然なのかも。ただスピーカと違って、調整できないし意図してやってるわけでもないし。音源通りに鳴らしたいならバランス接続か。

バランスだったらDA変換も増幅も余裕持たせられるだろうし、音質はその影響もありそう。その分電池食いそう。

オシロスコープでちゃんと計りたい。適当なsin波使えば定量的に見ること出来そう。もう少し現実に即すなら適当に合成すればいいし。しかしこのためだけに買うのもな。

安いしプローブ2つ付けられるし、これぐらいで十分か。


作ったバランスケーブルはWestoneのイヤホンケースに入らないので外した。結局付属のアンバランスケーブル使ってる。バランスの方が良くはなるんだが、扱いやすさの方が勝る。扱いを考えたい。

ケーブルは、Sonyのこれが使えれば買っても良いけどどうなんだろ。端子はMMCXらしいしShureので付けられたって人もいるみたいだし。店頭で聞いてみるか。

まぁバランスの効果は分かったし、AK用の買って変換ケーブル作るのでもいい。ケーブルは扱いやすさメイン。前に数万のケーブル試したことあるけど、一聴して分かるような音質の差を感じなかったし。あまりケーブルに金を使いたくないが、ある程度は手間賃と割り切る。やっぱり売ってるようなのは見た目が良い。

バランス接続は、プラグが2つだとやっぱり持ち運びには邪魔。それと比べるとAKの2.5mm4極ミニジャックはいいな。数も結構たくさん出てるし。何にせよ、さっさとバランスの端子を統一して欲しい。